新年号 令和3年1月8日(金)
あけまして おめでとうございます

 令和3年が明けました。皆様方にはよいお年をお迎えのことと存じます。昨年は、保護者の皆様、地域の皆様にはさまざまな場面でお世話になり、三日市幼稚園を支えていただき、ありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 昨年1年間は、新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休園や第2波、第3派と続く中での教育活動となり、行事によってはその内容や参加人数を制限して行ったものもありました。年が明けても全国的にも感染状況は増加を続けています。園の行事や活動につきましては、今年度につきましても、引き続き感染症予防のための対応をとりながらの活動になるかと思いますが、ご協力の程よろしくお願いいたします。
 令和3年は子どもたちにとって幼稚園の卒園と小学校就学という大事な節目の年となります。また、三日市幼稚園にとりましても、昭和29年の創立以来67年続いた幼稚園が3月末をもって一旦休園となる年でもあります。この3学期、子どもたちと一緒にしっかりと、そして楽しく頑張っていきたいと思います。
 さて、冬休みが明けて子どもたちの元気な声が園に戻ってきました。2週間の家庭での生活から、今日は待ちかねたように友だちと遊び、一緒にいることの楽しさを久しぶりに味わっているようです。3月15日の修了式まで、約2ケ月間の短い3学期ですが、1年のまとめの学期として充実した園生活を送ってほしいと願います。この一年が皆様方や園児にとりまして素晴らしい年となりますようにご祈念申し上げますとともに、昨年同様、ご支援賜りますようお願い申し上げます。

 冬休み号 令和2年12月24日(木)
2学期 終業式

 園庭の銀杏の樹もすっかり葉を落とし、本日、第2学期の終業式を迎えることができました。
 一年の世相を表す今年の漢字に「密」が選ばれ、12月14日、京都の清水寺で発表されました。理由としては新型コロナウイルスの感染拡大防止のために人々が「密」を避けて行動した点が挙げられていました。同寺の森清範貫主は「密は心のつながりも表す。国民や医療従事者が苦労している中、日本中が努力してこの状況に向かっているのをありがたいと思いながら書いた」と話されていました。
 こうしてコロナ禍の中、8月24日に始まった2学期ですが、運動会をはじめ、おもちつき、遠足、ミニ音楽会、さまざまな交流活動など、可能な範囲で実施することができました。子どもたちも積極的に取り組んで、いろいろな経験を積むことができました。
 また、毎日の教育活動の中では、自分の目標や役割をしっかり意識して取り組むとともに、仲良く助け合う様子もいろいろな場面で見ることができました。きっとたくさんの思い出が心に残り、3学期に向けての自信につながっていくと思います。昨年4月の入園当初と比べても、子どもたちはいろいろな面で自信をもち、心身ともに大きく成長してきました。
 明日からは、子どもたちにとっても、いろいろと楽しみが待つ冬休みが始まります。年末年始を含むので、お家のお掃除やお正月の準備など、家族の一員としての経験をすることも大事なことだと思います。有意義な冬休みになるよう願っています。
 最後になりましたが、コロナ禍の中にあって、この1年の本園の教育活動を無事に終えることができましたのも、保護者や地域の皆さま方のご支援、ご協力があってのことだと感謝しております。本当にありがとうございました。どうぞよいお正月をお迎えください。そして来る年はみんなが幸せに満ちる年でありたいと願います。令和3年もどうぞよろしくお願いいたします。
 1月8日の3学期の始業式には、また元気一杯の子ども達に会えることを楽しみにしています。